イヤよ、イヤよ、も好きのウチ。

その出会いは衝撃的だった。

 

脳天を撃ち抜かれたかのような衝撃。

 

そんな常套句がチープに感じるほど、キミの個性は際立っていた。

 

まわりの誰も寄せつけないほどの、圧倒的なオーラ。

 

世界は広い、そう教えてくれたのもキミだった。

 

だからこそ、最初は戸惑い、冷たくもした。

 

近寄ってはいけない、そんな危険な香りが漂っていたからね。

 

そんなとき。賢者が現れ、こう言ったんだ。

Let It Be。

心を開けば、必ず好きになれるって。

その強烈な個性を受け入れれば、嫌いが好きに変わり、

その瞬間から”なくてはならない存在になる”と。

Let It Be。

 

だからこそ、ボクなりに何度も歩み寄ってみたんだ。これで最後と思いながら。

でも結果はいつも一緒だった。

ボクもう疲れたよ…なんだかとっても眠いんだ…パトラッシュ。

 

あれから20年の歳月が流れた。

キミに対する思いは、あの頃と何一つ変わらぬまま。。。なにひとつ。

 

本日のランチ。

インドカレー

20年ぶりの再会。

 

おいパクチー なぜ、お前がそこにいる?

 

パクチー抜き”って何度も念を押したよね? 

 

そこのウェイトレス。

 

この前はパクチー抜きのカレー作ってくれたよね? 

 

ヒゲのシェフ。

 

Did I disappoint you

Or leave a bad taste in your mouth♪

 

U2の名曲が脳裏を掠める。

もちろん、がっかりさせられたよ。お前がカレーに潜んでいただけで。

後味? もちろん悪いです。ラッシー飲んだくらいじゃ収まりませんよ。

 

よく聞け。

 

お前なんか大嫌いだ!

 

お前の欠片がわずかでも口に入ろうもんなら、丸一日憂鬱な気分になる。

返せ、今朝のやる気を。

春菊のところで修行積んでから、出直しやがれ!

俺が国政に打って出た暁には、キケンドラッグに認定して、輸入及び栽培に規制をかけてやる。

 

全国のパクチー愛好家のみなさま、すみません。

でも、どうしても受け入れられないのです。あの個性。

見た目はタイ人のようなボクですが、だからと言ってパクチー好きだとは限りません。

悪しからず。

 

次は絶対に入れるなよ、インド人。